大規模リニューアル後の【富士屋ホテル】子連れ宿泊レポ

宿泊記

明治11年創業、箱根にある日本初の本格リゾートホテル『富士屋ホテル』に宿泊してきました。

西洋建築や今では珍しい回転ドアなど昔の雰囲気を残しつつ、2020年に大改修を終えたばかりなので大浴場など施設はピカピカ。

明治時代にタイムスリップして、非日常を感じたい人におすすめです!

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富士屋ホテルの基本情報

箱根登山鉄道宮ノ下駅から徒歩7分のところにあります。車なら東名御殿場ICから約35分です。

■住所 〒250-0404 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
■電話 0460-82-2211

お部屋

富士屋ホテルは「本館」「西洋館」「花御殿」「フォレスト・ウィング」の全部で4つの建物に宿泊でき、このうち「フォレスト・ウィング」以外の3つの建物は登録有形文化財・近代化産業遺産に登録されています。

有形文化財に泊まれるなんて貴重な体験です!

今回は『花御殿』のヒストリックデラックスハリウッドツインのお部屋に宿泊しました。

花御殿のお部屋はその名の通り、各お部屋にお花の名前がつけられており、ドアや室内の装飾も各お部屋の花で統一されています。

今回は『桃』のお部屋。鍵も桃のデザインで素敵です。

お風呂は全室源泉100%、箱根宮ノ下の温泉を楽しめます。

源泉はかなり熱いのですが、せっかくなら水を入れて薄めるのではなく、早めに入れて適温になるまで下がるのを待ってから入ると温泉が薄まらずおススメです。

子供用アメニティも用意していただいていました。

館内着。こちらも2歳児にぴったりサイズをあらかじめ用意していただいていてありがたい!

レストラン

夕食『レストラン・カスケード』

夕食は『レストラン・カスケード』でコース料理をいただきました。

洋食のレストランはもう一ヶ所、『メインダイニングルーム・ザ・フジヤ』があります。特に年齢制限はないのですが、スマートカジュアルのドレスカードがあり、ゆっくりと食事を楽しんでいる方が多い印象なので、小さな子供や赤ちゃん連れは『レストラン・カスケード』の方が気が楽かもしれません。

実際、『レストラン・カスケード』を利用したときは子供連れの家族がとても多かったです。

メニューはクラシックディナーコース(9,700円)。メイン料理はブイヤベースを選びました。

そんなにボリュームは多くないですが、前菜からデザートまでどれもおいしかったです。

  • 子供いす あり
  • お子様メニュー あり

朝食 『メインダイニングルーム・ザ・フジヤ』

朝食は『メインダイニングルーム・ザ・フジヤ』でいただきます。洋食又は和食から選べます。

洋食はサラダとハム・ソーセージ、パンケーキとクレープなど

和食は銀鱈西京焼きをメインにおかずがたくさん。

朝からお腹いっぱいになりました。

館内施設

ギャラリーコーナー

花御殿1階にギャラリーコーナーがあり、コーヒーやソフトドリンクを無料でいただけます。

花御殿に宿泊していると、大浴場からの通り道なのでお風呂上がりに冷たい飲み物が飲めてとっても便利でした。

お庭

館内の何ヶ所かの扉からお庭に出て散策ができます。

水車や

温室も。

鯉のエサも100円で販売しています。

他にも滝があったり、夏季は屋外プールがあったりと、散策を楽しめました。

スパ(大浴場)

フォレスト棟の6階に宮ノ下の天然温泉の大浴場があります。

サウナと半露天風呂もあります。広々としたきれいなお風呂に入って日頃の疲れを癒せました。

ホテル・ミュージアム

花御殿地下一階にあるホテル・ミュージアムでは富士屋ホテルの誕生から現在までの貴重な資料が展示してあります。

初期の客室で使われていた装飾品や建設計画、宿泊者名簿など140年の歴史が感じられます。

ぜひ一度は立ち寄ってみると、富士屋ホテルの滞在を更に楽しめると思います。

まとめ

西洋建築や今では珍しい回転ドアなど、昔の雰囲気を残しつつ、2020年に大改修を終えたばかりなので大浴場など施設はピカピカ。

まるで明治時代にタイムスリップしたような気分で、重要文化財に宿泊できる素敵な体験ができました。

建物によってお部屋の雰囲気も全然違うので何度でも泊まりたくなりました。非日常を味わいたくなったときにオススメのホテルです。

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