【帝国ホテル】子連れで楽しむクリスマスホテルステイ

宿泊記

子供が生まれてからはクリスマスは家でチキンとケーキを買って過ごしてきましたが、そろそろクリスマスの雰囲気を味わいたいと、今年のクリスマスは思い切って帝国ホテルに宿泊してきました。

子連れでは初の帝国ホテル宿泊でしたが、都内の近場で非日常感を満喫できました。

また、大人向けと思われますが子連れにも親切で子供向けの対応も色々とあるので子供と一緒でも気兼ねなく宿泊して大丈夫だと思います。実際滞在中も赤ちゃんから小学生まで家族連れも結構見かけました。

遠くには行けないけれど、誕生日や結婚記念日など少し特別感を味わいたいときにおすすめです。

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帝国ホテルについて

帝国ホテルは1890年(明治23年)に海外から来賓を迎える日本の「迎賓館」として東京、日比谷の地に開業しました。

マリリンモンローやチャーリー・チャップリン、ヘレン・ケラーなど歴史に名を連ねる著名人が滞在したことのある老舗ホテルです。

■アクセス
〒100-8558 東京都千代田区内幸町1-1-1
TEL: 03-3504-1111 / 宿泊予約専用 (Reservations) 03-3504-1251

地下鉄

日比谷駅 東京メトロ : 日比谷線・千代田線、都営地下鉄 : 三田線 徒歩3分(A13出口からすぐ)
内幸町駅都営地下鉄 : 三田線徒歩3分(A5出口から)
銀座駅東京メトロ : 日比谷線、丸の内線、銀座線徒歩5分(C1出口から)
有楽町駅東京メトロ : 有楽町線徒歩7分
新橋駅東京メトロ : 銀座線、都営地下鉄 : 浅草線徒歩9分(7出口から)
徒歩12分(A2出口から)

JR

有楽町駅 山手線、京浜東北線 徒歩5分
新橋駅山手線、京浜東北線、横須賀線徒歩7分
東京駅山手線、京浜東北線、中央線、横須賀線、京葉線ほかタクシーにて約5分

最寄りは上記の出口ですが、ベビーカーや荷物が多い時はエレベーターを利用した下記ルートが便利です。

◆日比谷線 日比谷駅:ホーム中目黒寄りのエレベーターで改札階へ。A6出口付近ペニンシュラ東京のエレベーターで地上へ。
◆千代田線 日比谷駅:ホーム中央のエレベーターで改札階へ。A11出口付近のエレベーターで地上へ。
◆三田線 日比谷駅:ホーム中央のエレベーターで改札階へ。帝劇ビル内B3出口のエレベーター(突き当り右手)で地上へ。
◆三田線 内幸町駅:ホーム目黒寄りにあるエレベーターで改札階へ。A8出口のエレベーターで地上へ。
◆丸の内線 銀座駅:ホーム中央のエレベーターで改札階へ。C5出口付近のエレベーターで地上へ(数寄屋橋交差点付近)。
◆銀座線  銀座駅:ホーム浅草寄りのエレベーターで改札階へ。A7・A8出口の間に位置するエレベーターで地上へ(銀座三越入口)。
◆有楽町線 有楽町駅:ホームのエレベーターで改札階へ。途中階下行きエレベーターを通過し、D7出口のエレベーターで地上へ(東京交通会館付近)。
◆JR有楽町駅:山手線、京浜東北線:ホーム中央のエレベーターで改札階へ(出口:中央西口)
◆JR新橋駅:
 ・山手線、京浜東北線、東海道本線:ホーム中央のエレベーターで改札階へ(出口:日比谷口)
 ・横須賀線:ホーム横浜寄りのエレベーターで地下1階(汐留改札)へ。後方のエレベーターで地上階へ(出口:日比谷口)

帝国ホテルクリスマス滞在

チェックイン

クリスマス当日ということで、ロビーはクリスマスツリーやバラの装花の前で写真撮影をする人でかなり賑わっていました。

17時近かったこともあり、フロント自体はそんなに混んでおらずすぐにスタッフの方が来てくださりチェックインのカウンターへ案内してくださいました。荷物を山盛り積んだベビーカーも押していただき助かりました。

名字を告げたらすぐに予約内容の確認、サインはタブレット上での電子サインでした。インペリアルクラブ会員にとのことで、ペン型の消毒液もプレゼントしていただきました。

お部屋(インペリアルフロア スーペリアキング)

今回宿泊したのは、インペリアルフロアのスーペリアキングのお部屋。インペリアルフロアとは本館14階〜16階にある特別フロアで、フロア専用のゲストアテンダントが配属されており、様々な要望に応えてきめ細やかなサービスをしていただけます。

スーペリアキングのお部屋は一番コンパクトなお部屋なので、広いという感じはしませんが、木目調の家具で統一され、重厚感があります。

お風呂は洗い場と湯船が独立しているのが子連れにはありがたい!また、お湯張りは自動給湯でお湯の温度や湯量を見張っていなくても適温適量で自動で沸くので便利でした。

アメニティも一通り揃っています。インペリアルフロアのバスアメニティは日本のコスメブランド『AYURA』のもの。化粧水、乳液などの基礎化粧品は置いていませんが、リクエストすると届けていただけます。その他、バスローブとタニタの体重計、パナソニックのドライヤーがあります。

子供用備品は以下のレンタルが可能です。

  • 補助便座
  • ふみ台
  • おむつ用ごみ箱
  • コップ
  • スリッパ
  • 歯ブラシ

インペリアルフロア利用特典

部屋に入ってほどなくすると、入り口をノックする音が。何だろうと思いながら出ると、和装のフロアアテンダントの方が温かい緑茶とおかきを持ってきてくださっていました。子供にはジュースとかわいいトナカイのミニタオル。旅館ではないのに、お茶を淹れて頂けるとは思っていなくて思いがけないおもてなしに心も体も温まりました。これもインペリアルフロアに泊まったおかげ。ほかにもインペリアルフロア宿泊特典として以下のサービスがあります。

◆ゲストアテンダント 8:00-21:00
フロア専任のゲストアテンダントが、館内外の案内やレストランの予約、荷物のお手伝いなど帝国ホテルならではのきめ細やかな「おもてなし」でご滞在中の様々なご要望にお応えいたします。

◆ドリンクサービス
18:00-20:00にソフトドリンク、ビール、ワインなどのお飲み物をおひとり様1杯お部屋にお届けいたします。お食事前のひと時をお楽しみくださいませ。

◆フィットネスセンター・プール(事前予約制)
タワー館20階にございますフィットネスセンター・プールを無料でご利用いただけます。
8:00-21:00 ※いずれも最終受付は20:30

◆靴磨き
ホテルスタッフが靴磨きサービスをいたします。お預かりした靴は翌日のご希望のお時間にお届けいたします。

◆新聞
日本経済新聞、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、フィナンシャルタイムズ、ジャパンタイムズ等 ご希望の新聞2紙をご用意いたします。またニューヨークタイムズ電子版もご利用いただけます。

クリスマスケーキ

もともとは1階のランデブーラウンジでケーキを食べようかと思っていましたが、結構混んでいたのとせっかくのお部屋を満喫しようと、ガルガンチュアでケーキを買ってお部屋で食べることにしました。

ケーキの予約をしていなかったので、当日でも買えるのかドキドキしながらガルガンチュアに行くと写真の苺のケーキ(12cm)のみ販売していました。1人用のカットケーキは軒並み売り切れだったので、想定外のホールケーキを購入することに。4,500円のケーキが宿泊特典で10%引きの4,050円でした。5,000円以上お買い物をすると15%引きになります。

お部屋で食べたいと伝えたところ、カットのサービスは行っておらず、カトラリーはルームサービスに頼むと無料で借りられると教えて頂きました。ちなみに、ガルガンチュアではプラスチックのフォークを20円で販売していますが、宿泊の場合は買わなくて大丈夫です。

お部屋に持ち帰り、宿泊フロアのゲストアテンダントの方にカトラリーを借りたい旨伝えるとしばらくしてナイフ・フォーク・お皿を届けてくださいました。

味は言うまでもなくとっても美味しかったです。クリームが濃厚で苺もふんだんに使われていて、3人でペロリと食べてしまいました。お部屋で家族だけでゆっくりケーキを食べるのもいいですね。

朝食

今回は朝食付きのプランで予約していたので、朝食券をもらいました。朝食は以下の4か所から予約なしで好きなところを利用できます。

◆パークサイドダイナー 本館1階 7:00-11:00
◆東京なだ万 本館地下1階 7:00-10:00
◆インペリアルバイキングサール 本館17階 7:00-9:30(12月23日~27日の臨時営業、アメリカンブレックファストのみの提供)
◆ルームサービス 6:00-11:30(アメリカンブレックファスト又は和定食、レストラン提供と同じもの)

朝食を利用しなかった場合は、ガルガンチュアでお買い物券として使えるそうです。

インペリアルバイキングサールのバイキングがおいしいので楽しみにしていましたが、コロナの影響で残念ながらバイキングは中止、アメリカンブレックファストの提供となっていました。なので、初めてのなだ万に行ってみることに。

子連れだったためか個室に通していただき、ゆっくりと朝ごはんを楽しむことが出来ました。焼き魚と煮物、和惣菜の定食(ご飯又はお粥)でどれも優しいお味でおいしくてこちらを選んで正解でした。添い寝の子供にはご飯とお味噌汁を用意して頂けます。

子供いす:あり
個室:あり

子連れおすすめポイント

帝国ホテルは大人向けで子供は楽しめなさそうと思いきや、子供も楽しめるポイントがあったのでご紹介します。

まずは、タワー館1階のクリスマスのジオラマが展示。電車が走っていたり、サンタさんがいたりと子供の心をがっちりつかんだようで、なかなかここから離れてくれませんでした笑

クリスマス時期に宿泊する際には、是非タワー館まで足を延ばしてジオラマを見てみてください。

もうひとつは、ホテルの目の前の日比谷公園です。あまり知られていませんが、実は日比谷公園内には滑り台やブランコ、ターザンロープなど子供向けの遊具が充実しています。通常のチェックアウトが正午と遅めなので、朝ごはん後に公園までお散歩して遊具で遊ぶのもおすすめです。

帝国ホテル関連書籍

帝国ホテルステイをより楽しむためにおすすめなのが『帝国ホテル建築物語』という本です。

『帝国ホテル建築物語』では現在の本館の前、帝国ホテルライト館建設の歴史を知ることができます。大正時代に、日本を代表する帝国ホテル新館建設のため、アメリカから来たフランク・ロイドが、火災や震災、様々な困難を乗り越え10年の歳月をかけて完成させるまでの物語です。

日本一の技術ともいわれる帝国ホテルのクリーニングサービスを一人の青年が始めた時の話など、現代につながることも多く、一気に読み進めました。今度の新館建設にあたっても、この物語のような色々なドラマがあるのだろうなと思います。

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感想(1件)

まとめ

都内の近場での宿泊でしたが、素敵なクリスマスを過ごすことが出来ました。2歳の息子も気に入ったようで、帰り道で「また来ようね!」と何度も言っていたほどです。

実は、帝国ホテルは2024年から2036年までの期間に新本館と新タワー館への建て替えが決定しています。現在の建物に宿泊できるのはあと少しなので、建て替え前にもう一度宿泊できたらいいなと思います。

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